日本語と英語のナレーションが必要な場合
- 日本語のナレーター
- 英語のナレーター
二人を起用することが多いと思います。
しかし、バイリンガル・ナレーターが一人で日本語と英語のナレーションを読む場合も!
バイリンガル・ナレーターに依頼するとどんなメリットがあるのか知りたい方はチェックしてみてください!
バイリンガル・ナレーターに依頼した方が良い場合
バイリンガル・ナレーターに依頼した方が良いのはどんな時か。
3つにまとめてみました。
- 日本語と英語で声のトーンを揃えたい
- 日本語で相談できる
- 一つの原稿に日本語と英語が混ざっている
ボイスサンプルを使って、一つずつご説明します!
❶日本語と英語で声のトーンを揃えたい
私は、サンシャイン水族館の館内放送を日本語と英語で
担当させていただいていますが
館内放送のように、日本語に続いてすぐに英語が流れる場合などに
日英を同じ声で流すことでトーンを揃えられるからとご依頼いただくことが多いです。
サンシャイン水族館館内放送(日本語)
サンシャイン水族館館内放送(英語)
日本語ナレーターと英語ナレーターが別に担当するよりも、
イメージの統一ができるため、聞いている方に違和感なく受け入れてもらえます。
声のトーンが揃い、聞いている人にとって心地よい作品ができる
❷日本語で相談できる
バイリンガル・ナレーターには日本語で相談できるので
例えば、現場での英語原稿の修正なども可能です。
ある企業様の商品紹介動画で、日本語と英語、両言語担当させていただきました。
まずは英語版をお聞きください。
企業VP英語ナレーション
映像と合わせるナレーションは、言葉を決められた秒数に当てはめていく必要があるので
現場で原稿を手直しすることがよくあるのですが
(映像が余ってしまったり、逆にはみ出てしまうことを防ぐため)
その際に日本語で相談しながらその場で英語のナレーション原稿を直せるというところを評価していただけることがあります。
日本語のちょっとしたニュアンスをくんで、伝わる英語に翻訳して原稿にするのは得意かもしれないです。
日本語版はこちらです。
企業VP日本語ナレーション
ちなみに、企業VPでも多言語で制作する場合は声を揃えたいというお声が多いです。
企業として打ち出したいイメージがあるので、そのイメージを統一するため、企業VPで日英制作する場合にはよくご依頼いただいています。
原稿修正などのやりとりが日本語でできて、より良い作品づくりが可能
❸一つの原稿に日本語と英語が混ざっている
上でご紹介したのは、同じナレーションを日本語と英語で制作する場合でしたが
一つのナレーションの中に、英語と日本語が混ざっている場合もあります。
むしろこれが最もバイリンガル・ナレーターへの依頼が多いものかもしれません。
基本的に日本語の原稿だけど、ところどころ英語が入っている
英語のテキストや、eラーニングなどに多いです。
日本語部分と英語部分が、一つの文章の中で出てくるので
別々のナレーターに依頼すると編集が大変ですし、不自然になってしまいます。
英語の原稿だけど日本語の地名や人名は日本語で読んで欲しい
逆に、英語原稿中に出てくる日本語を日本語アクセントで読んでほしい場合というのもあります。
こちらはサンプルとして制作した電車内アナウンス(都営三田線風)です。
英語アナウンスの中に入っている駅名を、日本語アクセントで読んでいます。
一つの原稿の中に、英語と日本語が入っている場合でも
バイリンガル・ナレーターなら一人で読むことができます。
バイリンガル・ナレーターなら、原稿に言語が混ざっていても大丈夫
おまけ
ナレーターを二人依頼しないといけないところ一人で済むので
キャスティングが一度で済みますし、正直な話、お財布に優しいです。
まとめ
と、思いますよね?
私は思っていました。
英語ナレーションができても、結局ネイティブに依頼がいくんだろうな…と
でも、皆様がナレーターを探している案件によってはバイリンガル・ナレーターの方がメリットがある場合もあります!
英語と日本語のナレーターを別に手配するか、両方できるナレーターに依頼するか迷っている方の参考になれば幸いです。
そして、今後何かのプロジェクトでご一緒できたらとても嬉しいです!!