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日本人バイリンガルナレーターは英語ナレーターとして生き残れるのか?

日本人バイリンガルナレーターは英語ナレーターとして生き残れるのか?

こんにちは!翻訳家 / 日英バイリンガルナレーターの大山もも代です!
英日⇄日英翻訳、日本語と英語でのバイリンガルナレーションなどの仕事をしています。

英語のナレーションはネイティブスピーカーのナレーターが担当するケースが多いですが、私を含め日本人バイリンガルナレーターに仕事がきているのも事実です。

本記事タイトルは「日本人バイリンガルナレーターは英語ナレーターとして生き残れるのか?」ですが、バイリンガルナレーターとして15年ほど活動してきた筆者の答えは「生き残れる」です。ただし、それ相応の手段が必要なのではないでしょうか。

  1. 日本語・英語のスキルアップ
  2. バイリンガル案件に強くなる
  3. 翻訳などの関連スキルの習得

今日は、日本人が英語ナレーターとして生き残るための手段について深掘りしていきます。
バイリンガルナレーターとしてスキルアップしたい方はぜひ参考にしてください。

日本語・英語のスキルアップ

バイリンガルナレーターとして生き残るためにまず大切なのは、日本語と英語両方のスキルアップでしょう。言語知識、発音、アクセント、イントネーション、滑舌すべてにおいて、一歩ずつ着実にレベルアップしていくことが重要です。

そのためには日本語・英語共に質の良いインプットが必要不可欠です。英語ナレーションの上達には海外のニュースや番組を見るのが一番早いです。英語ナレーターのYouTubeチャンネルなども良いヒントになります。そういったインプットの中で、リアルな発音やアクセント、”今”求められるナレーションの雰囲気を知ることができますので、そのインプットしたものを日々のトレーニングに活かしていく、というサイクルです。

英語の発音はスマホアプリや、レッスンなどでも練習可能ですが、EPT® 英語発音テストを受けて、自分の発音の弱点を知ることも有効です。EPTは自分の発音を客観的に数値化してくれるので、発音レベルの証明にも使えるのでおすすめです。筆者は100点を取得していますが、満点を取得したことでお客様からの信頼度が格段に上がりました。お客様目線では、英語発音をネイティブレベルにできるというのは安心感につながると思いますので、90点以上はとりたいところです。

バイリンガル案件に強くなる

日本人のバイリンガルナレーターによく依頼がくるナレーションは以下の二つです。

  • 一つの原稿の中に日本語と英語が混ざっているとき
  • 日本語と英語 二言語で制作するとき

つまり日本語と英語が両方必要なときにバイリンガルナレーターに多く依頼がくるということですね。考えてみれば当たり前ですが、そういった案件の種類を知っておくことは武器になります。上記に合うボイスサンプルを用意したり、バイリンガル案件の多そうな制作会社に営業をしたり。

大山もも代の英語ナレーションレッスンでは、これらバイリンガルナレーターに求められるナレーションの種類をしっかり理解し、一つ一つしっかり練習して仕上げていきます。

バイリンガルナレーションに挑戦したいけどどうやって練習したら良いのか、仕事を探したら良いかわからない方はぜひ一度無料のオンラインカウンセリング/体験レッスンにお越しください 。

翻訳などの関連スキルの習得

バイリンガルナレーターとして活動していると、「翻訳はできますか?」と聞かれることがよくあります。私は翻訳家でもあるので、ナレーターを始めた初期の頃から原稿翻訳も承っています。ナレーターがナレーション原稿を翻訳できると発注が一度で済み、映像やカット尺に合わせた翻訳ができるので重宝されます。詳しくは以下の記事もご覧ください。

翻訳とナレーションが両方必要?セット発注がおすすめですこんにちは!日本語 英語バイリンガルナレーター / 翻訳家の大山もも代と申します。 「声と言葉で皆様の想いを世界に届けるお手伝い」を目...

また、ネイティブのナレーターの収録時に英語でディレクションをすることもあります。普段自分がディレクションされる側として感じていますが、ディレクターの指示によってやりやすさやパフォーマンスにかなり差が出るので、ディレクターとしてお仕事をするときには、ナレーターさんにわかりやすく、気持ち良くプレイしてもらえるようなディレクションをしたいなと思っています。

このようにナレーションに関連したスキルを習得していくことは、日本人バイリンガルナレーターが英語ナレーターとして生き残っていくために有効な手段だと思います。

まとめ

今日は「日本人バイリンガルナレーターは英語ナレーターとして生き残れるのか?」というタイトルで記事を書きました。

ナレーターはそれぞれ生き残るために色々な技を日々磨いていると思いますが、ネイティブのナレーターという強力なライバルがいる日本人ナレーターは、しっかり対策を立てていかないと、なかなか生き残ることはできません。

バイリンガルナレーターとして15年活動してきた中では、最終選考でネイティブのナレーターに敗れたりなど…悔しい思いもたくさんしてきました。でも、「この仕事は日本人の大山さんだからお願いしたかった」と言っていただけることも今ではたくさんあります。

そんな喜びをこれからバイリンガルナレーターを目指す方にはお伝えし、スキルアップのお手伝いができたら良いなと思っています!