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息子を妊娠中に、友人親子とピクニックをした時のこと。
1歳前の娘ちゃんが両手の指をトントントンとくっつけました。友人はそれに反応して、「もっと食べたいの?」と言ってパンをあげていたんです。
赤ちゃんは、声帯ができていないため声として伝えることはできないけれど、意思がちゃんとあるのだ、ということをそのとき初めて知りました。
言葉が出る前からコミュニケーションが取れるということに感動して、息子が生まれたら絶対にやりたいと強く思ったのでした。
バイリンガル育児×ベビーサイン
最初は検索で出てきた日本ベビーサイン協会の教室に行こうと思っていましたが
台湾系アメリカ人のママ友に誘われて、アメリカ人の先生が英語で行っているサインの教室に週一回通うようになりました。息子が生後8ヶ月の頃でした。
言葉が出る前にコミュニケーションができたらいいな、と思って始めることにしたベビーサインでしたが、やっていくうちに、バイリンガル育児ととても相性が良いことがわかりました。
①「ミルク飲む?」
②”Do you want milk?”
どちらを言うときも”milk”のサイン(片手をギュッギュッと握ったり閉じたりする)を見せる
英語と日本語で話しかけていたので、それを手話が自然に繋げてくれる感じで、二つの言語を無理なく吸収していってくれた実感があります。
0歳からバイリンガル育児をする家庭には、ぜひベビーサインを取り入れることをおすすめしたいです。
私が習ったのは、Baby Signing Timeというアメリカのメソッドです。
Baby Signing Time
Baby Signing Timeは歌あり、遊びありでとても楽しいカリキュラムです!
また、実際にアメリカで使われている手話(ASL)を学べるというのも魅力でした。
Baby Signing Time創始者のRachel Colemanに関して日本語で書かれた記事はこちら
我が家はみんなRachelのファンになってしまい、今はサブスクリプション契約をして、オンラインでコンテンツを楽しんでいます。
Signing Time Digital Subscription
(14日間の無料お試しもあるので、よかったら見てみてください!)
少し大きくなった今、息子はTreechoolersというシリーズがお気に入りです。
ASLに加えて、英語、サイエンスなど幅広い知識を得られるので、とても気に入っています。
2歳になって【ベビーサインの現状】
2歳1ヶ月になり、どんどん言葉が出るようになってきました。
それに伴い、手話は少しずつ減ってきています。
前までは何かをおかわりしたいとき、”More!”と言いながら両手の指をトントンとくっつけていたのが今は言葉だけになりました。
おしゃべりできるようになっている今が本当に愛しいですが、小さい手で一生懸命意思を伝えてくれていた頃を思い出して懐かしくもなっています。
同じく乳児期のコミュニケーションとしてやっていた「おむつなし育児」の記事もよかったらどうぞ
息子が日本語と英語を自然に吸収するための橋渡し的な役割をしてくれたベビーサイン
言葉が出ないうちからバイリンガル育児をする家庭には、本当におすすめです。