英語絵本の選び方3つのポイント
この記事は、こんな疑問をお持ちの方向けです。
英語絵本の読み聞かせ活動をしているのもあって
おすすめの絵本や、英語絵本の選び方についてよくご質問をいただきます。
基本的には何を読んであげても良いと思います!
どんな絵本でも一緒に読むことに意味があると思っているので、本音はこれなんですが、それじゃ記事にならないので笑
この記事では、英語絵本の選び方の基準をお伝えしたいと思います!
基準は3つだけ。以下がそのポイントです!
①自分が好きだなぁと思うもの
②絵だけ見てもストーリーがわかるもの
③日本語に翻訳されているもの
さて、さっそく一つめのポイントから見ていきましょう!
①自分が好きだなぁと思うもの
当たり前すぎる回答ですが、パパやママなど、読んであげる大人が好きだな、と思う絵本、
大好きな人の声で展開されるストーリー
広がっていく世界
想像するととっても素敵じゃないですか?
我々プロの読み聞かせや(筆者はバイリンガル・ナレーターでもあります)
朗読CD、YouTubeなど今は色々ありますね。
もちろんそれも良いのですが
- お子さんが気にいったページをたっぷり見せてあげたり
- 何回でも同じところを繰り返したり
- 描いてあるものを題材に色々おしゃべりしたり
できるので、やはり親子で絵本タイムを楽しむのがおすすめです!
そのためにも自分が「このお話好きだな、この子に伝えたいな」
と思える絵本にたくさん出会えると良いですよね。
私も日々、良い絵本がないか探しています。
絵本探しは、地域図書館の絵本コーナーがおすすめです!
この記事のおわりに図書館での英語絵本の見つけ方を書いておきましたので、参考にしてみてください。
②絵だけ見てもストーリーがわかるもの
さて、二つめ。
これは日本語の絵本を選ぶときにも言えることなのですが、大人と違って、
そうですね。絵本を選ぶときに、文字を見ないようにしてページをめくっていくと、絵だけでお話の流れがわかるものと、そうでないものがあるのに気づくと思います。
英語だと特に、お話の内容が日本語に比べて入ってきにくいはずなので、そのあたりに注意して選んであげると良いと思います。
③日本語に翻訳されているもの
さて、最後のポイントです。
最後は、日本語に翻訳されているもの、です。
なぜかというと、単純に
探しやすい
手に入りやすい
からです。
図書館や本屋さんなどで、外国絵本のコーナーを見ると、翻訳された絵本がずらりと並んでいます。
当たり前ですが、そのどれもに原作があるので、まずは日本語版を手に取ってみて
「絵がきれいだな」とか、「好きなお話だな」って思えるものの原作を探すと良いと思います。
日本の子供たちにも届けたい!きっと心に響くはず!という想いで翻訳されているはずなので、そういう意味でも、これから英語絵本を読んでいきたいという方にはおすすめの方法です。
英語以外の言語で書かれている絵本もあるので気を付けてくださいね!
おまけその1 発音について
発音について、よく質問をいただきます。
悩みますよね。
でも、発音の良し悪しは本当に関係ないです!
子どもたちは、親の言葉だけで自分の言葉世界を広げていくわけではなく
他のいろんな人の英語を聞いて育っていきます。
そのうちに必ず正しい方向に修正されていきますので、
安心して、自信をもって、読んであげてください。
とはいえ、やはりその言語が定めている標準的なアクセントがあるので、そこだけ気をつければ大丈夫です!
気を付けるのはアクセントの位置だけ!
アクセントの位置は辞書を見ればわかります。
日本語と違って英語は強弱アクセントの言語なので
アクセントの位置を少し強めに読むだけでも英語らしく聞こえますよ!
おまけその2 図書館での絵本探し
図書館はすごいですよ!
無料で良質な絵本にたくさん出合えるので、その中でお子さんの反応の良かった絵本だけ購入されたら良いと思います。
外国の絵本が置いてあるところも多いので、ぜひカウンターで聞いてみてください。
「英語の絵本はありますか?」と聞くと、たいてい優しく教えてくれます!
まとめ
この記事のまとめです。
英語絵本を選ぶときの3つのポイントを再度まとめておきました。
①自分が好きだなぁと思うもの
②絵だけ見てもストーリーがわかるもの
③日本語に翻訳されているもの
この3つのポイントで選んでいくと、良い絵本を見つけやすいと思います。
そして、英語絵本を色々読んでいくと
「この絵本好きだなー、同じ作家さんの別の本も読んでみよう!」
って自然と思ったり
「シリーズ本があるみたい!でも日本語に翻訳されてない!英語で読んでみよう!」
って思ったりするようになると思います。
そうなったら、自分だけの絵本選びの基準ができたということ!
最初は、上記の3つのポイントを参考にして英語絵本に親しんでみてくださいね。
記事を書いていたら私も息子と絵本が読みたくなってきました(2019年8月現在1歳ちょっと。歩き始めたばっかりのやんちゃ坊主です。)
それでは皆さま、親子で素敵な絵本ライフをお過ごしください!