バイリンガル育児

【簡単に読める】おすすめの英語絵本5選【ビギナーさん向け】

うちの子、絵本が大好き!英語の絵本も読んであげたいけどどうやって選んだらいいんだろう?おすすめが知りたいな!
大山もも代
大山もも代
こんにちは!英語と日本語で絵本の読み聞かせ活動をしている大山もも代です!この記事では、ビギナーさんにおすすめの英語絵本を5冊紹介します!

それでは、さっそく見ていきましょう。

おすすめ英語絵本 No, David!

一冊目は、No, David!です。

(↑本の画像をクリックするとAmazonに飛べます)

あらすじは・・・

いたずらばっかりして、お母さんに怒られてしまうデイビッドのお話。

なんとも痛快ないたずらの数々!親も子も身に覚えのあるシーンが多いと思います(笑)

本当にヒヤヒヤさせられますが、憎めないキャラのデイビッドが可愛い!

最後はほっと、じーんとくる一冊です。

(作者デイビッド・シャノンの小さい頃の実話だそうです)

さて、おすすめの理由です!

おすすめの理由

①絵の力が強い

②シンプルな英語

③シリーズ本がある

おすすめの理由を一つずつ解説していきますね。

①絵の力が強い

絵がはみ出しそうなくらいページいっぱいに描かれています。色使いがはっきりしていて、何が起こっているのか子どもがとても理解しやすいですね。

そして、子どもがいたずらをしてお母さんに怒られるという構図も、子どもたちにとってなじみのある光景なので、親近感をもって見てくれるんじゃないでしょうか。

②シンプルな英語

使われている英語がとてもシンプルです。

英語だとこうやって叱るのか、なんて見方もできますね。

③シリーズ本がある

おすすめの理由3つめは、シリーズ本があることです。

好きな絵本って、その主人公の別のストーリーも読みたくなりますよね。

Davidシリーズはたくさん出ています。

  • David Goes to School (1999)
  • David Gets in Trouble (2002)
  • David Smells! (2005)
  • Oh, David! (2005)
  • Oops! (2005)
  • It’s Christmas, David! (2010)
  • “Uh-oh, David!” (2013)
  • “It’s funny, David!” (2014)
  • “It’s funny, David! Field trip” (2015)
  • Grow Up, David! (2018)

No,David! Wikipediaより

いくつかは日本語にもなっています。

“David Goes to School”『デイビッドがっこうへいく』

“David Gets in Trouble”『デイビッドがやっちゃった!』

“It’s Christmas, David!”『クリスマスだよ、デイビッド』

その他は、日本語訳はないので、もしデイビッドファンになってしまったという方はぜひ英語で読んでみてください!

海外サイトで絵本を買う方法も今後載せようと思ってます!

おすすめ英語絵本 Dear Zoo

二冊目はDear Zoo。仕掛け絵本です。

(↑本の画像をクリックするとAmazonに飛べます)

あらすじは・・・

主人公の男の子(姿はでてきません)が、ペットが欲しいから何か動物を送ってと動物園に手紙を書きます。タイトルのDear Zoo「動物園へ」はここから来ているんですね。
すると動物が送られてくるのですが、狂暴だったり大きすぎたり・・・なかなかペットにしたいと思える動物が来ない!でも最後には・・・?というおはなしです。

では、おすすめの理由です。

おすすめの理由

①ストーリーがわかりやすい

②しかけが楽しい

③動物の名前を覚えられる

おすすめの理由を一つずつ解説していきますね。

①ストーリーがわかりやすい

理由一つめは、ストーリーがわかりやすい、です。

あらすじにも書いた通り、動物園から動物が送られてくる、というシンプルな作りなので、次は何の動物が送られてくるのかな?と思いながら進めていくことができます。

子どもにとっては、繰り返しは最高の安心材料。わくわくしながら集中してくれると思います。

②しかけが楽しい

こちらはしかけ絵本になっています。

それが、とってもおすすめ!

送られてきた動物たちがちょっとだけ見えていて、めくると全体が見えます。めくるのが大好きなお子さんはきっと楽しんでくれると思いますよ!

③動物の名前と特徴を覚えられる

理由の最後は、動物の名前と特徴を覚えられる、です。

動物園から動物が送られてくるのですが、色々な理由で飼えないので動物園へ送り返すストーリーです。

例えば・・・

ライオンが送られてきた。でも凶暴過ぎる。飼えないので、動物園に返そう。

ストーリーを追っていると、自然とライオン=凶暴と名前と特徴がセットで覚えられるのです。

動物園へ遊びに行く前に読むのもおすすめです。

 

おすすめ英語絵本 Good Night Gorilla

Good Night Gorilla

(↑本の画像をクリックするとAmazonに飛べます)

三冊目は、Good Night Gorillaです。

 静まりかえった夜の動物園。警備員のおじさんは見回りを終えて家に帰ろうとします。ところが、いたずら好きなゴリラくん、おじさんの腰ベルトから動物園の鍵をこっそり拝借。音をたてずにそーっと自分のおりの戸を開け、おじさんの後をついて行きます。一匹一匹におやすみのあいさつを告げるおじさんの背後で、ゴリラくんはおりの戸を開けて動物たちを外に出してあげます。そして一列になっておじさんの家へ。ベッドにたどりついたおじさんは、みんなが一緒にやってきたことなど夢にも思いません。先にベッドに入っていたおくさんが電灯を消して「おやすみ」の一言を言うと、真っ暗な部屋のあちこちから、それぞれの声で「おやすみ」が聞こえてきます……。

翻訳本『おやすみゴリラくん』より引用

 

おすすめの理由

①絵だけでストーリーの展開がわかる

②シンプルな英語

③絵の描き込みが細かい!

おすすめの理由を一つずつ解説していきますね。

①絵だけでストーリーの展開がわかる

この絵本に出てくる言葉はほぼ飼育員さんの「おやすみ、○○」だけです。

言葉が単純なので、その分、絵がものすごく語ります。

茶目っ気たっぷりのゴリラくんがかわいすぎて・・・

②シンプルな英語

①にも書きましたが、言葉がとてもシンプルです。

動物たちが「おやすみ」と口々に言うシーンでは、それぞれの動物になりきって読んでみるのもおすすめです。そこだけお子さんに読んでもらっても良いかもしれませんね!

③絵の描き込みが細かい!

絵本の醍醐味の一つに、じっくり見ないとわからないけど、気づくと面白いあれこれ、というのがあります。

実はこの本はそれの宝庫なんです!描き込みがとても細かい。

ちょっとネタバレになってしまいますが・・・

・ネズミ(たぶんゴリラと同居してる)くんがずっとついてきます。バナナをもって。ネズミくんだけを追って、ページを最後までめくってみてください(笑)

・そのネズミくんが最初のページで遊んでいた風船はその後どうなるでしょう?

・飼育員のおじさんの名前は何でしょう?(笑)

・なんと、この一連の騒動を目撃している人(たち?)がいましたよ!

こういうのは子どもの方がよく気がつきますが、大人の方もはまると楽しいです。

 

おすすめ英語絵本 Wait

(↑本の画像をクリックするとAmazonに飛べます)

子どもの「まって!」に隠された、ささやかだけどステキなこと。母子の「読みあい」がオススメ。かけがえのない1冊になること間違いなし!の類まれなアメリカの傑作絵本。

ー絵本ナビより引用

四冊目は、Waitです。

これは、私、大好きな絵本でして・・・

おすすめの理由は限りなく出てきそうなんですが、英語絵本としてすすめるなら、ということで3つに絞りました。

おすすめの理由

①言葉がシンプルだけど深い

②ストーリーがわかりやすい絵

③外国の風景や看板に触れられる

おすすめの理由を一つずつ解説していきますね。

①言葉がシンプルだけど深い

出てくる言葉はほぼ”Hurry!”と”Wait”だけ。です。

日本語版だと、Hurry.が、「ほらほら」とか「はやくはやく」みたいに色々に訳されていまして、最後のオチのページも、日本語版と英語版は大分感じが違います。

これはぜひ英語版で、シンプルな中にある言葉の深さを感じていただきたいです。

②ストーリーがわかりやすい絵

時間に追われているお母さん。

それには関係なく流れている子どもの時間。

目線に誘導されるように見ていくと、なぜ子どもが「まって」と言っているのかすぐにわかります。

③外国の風景や看板に触れられる

日本に住んでいるとなかなか見られない外国の景色を見ることができるのも、英語絵本の良いところですよね!

この本にはそれが詰まっています。

ニューヨークかな?道から階段を少し上がって入る玄関とか、ONE WAYと書かれた看板とか。

読み聞かせ会では、絵に描き込まれた文字は基本的には読みませんが、おうちでの絵本タイムだったら、ワンウェイ、と読んだ後に「一方通行ということだよ」と補足してあげても良いと思います。

著者Antoinette Portisのツイッターがありました

おすすめ英語絵本 メイシーちゃんシリーズ

メイシーちゃんシリーズ。

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最後は、一冊ではなくてシリーズ全体をおすすめしたい、有名な白いネズミのメイシーちゃんです。

おすすめの理由

①日本語と英語が併記されている

②外国の習慣に自然と触れられる

③シリーズ本がある

おすすめの理由を一つずつ解説していきますね。

①日本語と英語が併記されている

今までご紹介した本は、英語版と日本語版が別で出ているものでした。

メイシーちゃんの絵本は基本的にすべて日本語と英語が両方書かれています。

それも直訳ではなく、良~い感じの訳なんです。日本語と英語の比較も楽しいです。

また、日本語が書いてあってそれから英語、というつくりではなく、ミックス加減も本やページによって様々。意味的にはつなげて読んだ方がわかりやすいところもありますが、私は基本的にあえてそのまま読んでいます。

②外国の習慣に自然と触れられる


例えば『メイシーちゃんおやつをつくります』では

メイシーちゃんがginger bread(しょうがいりビスケット)を作りますが

日本ではあまりなじみがないですよね。

そういうものに自然と触れられるのもこの絵本の魅力かなと思います。

③シリーズ本がある

メイシーちゃんの絵本はとにかくたくさん出ています!

まだ絵本を食べちゃう月齢のお子さんだったら、ボードブックがおすすめ!

硬い厚紙でできている本で、破れにくいですし、口に入れても切れたりしないので赤ちゃんでも安心です。

良くできているなあと思うのは、ボードブック形式のものはストーリーが易しくて短くていところ。

そして長いお話のものは、それを楽しめる年齢だよねってことで、普通の紙の本になっているんです。

そうそう、アニメもあるので知っている方も多いかもしれませんが、メイシーちゃんは英語だと、「メイズィー」や「メイズィーマウス」と呼びますよ~。

メイシーちゃんの公式サイトで無料で本がめくって読めたり、塗り絵をダウンロードできたりします!

メイシーちゃんの公式サイトを見てみる!

まとめ

少し長くなってしまいましたが

ビギナーさん向けのおすすめ英語絵本5選をご紹介しました!

読み聞かせ会で読んでも、みんな目をキラキラさせて聞いてくれる絵本ばかり。

どれも自信をもっておすすめできます。

たいてい図書館にもあると思いますので、まずは図書館で探してみるのも◎

ぜひ、親子で楽しい絵本タイムを過ごしてくださいね!